一戸町 インターンシップ参加報告≪地域×キャリアデザインプログラムinいわて 2025》
- 共用アカウント 岩手
- 11月21日
- 読了時間: 3分
町の温かさや活気を全身で感じられた体験
横浜国立大学 経営学部 一年 小島徹平
体験期間: 8月27日~8月31日
テーマ: 農業体験と地域交流
1. 体験の概要
一戸夢ファームでの農業体験を中心に、地域の人々との交流を通して一戸町の魅力を感じました。農作物の収穫や出荷準備に加え、一戸祭りにも参加し、山車(だし)を引かせてもらうなど、町の活気を肌で感じる貴重な体験となりました。
2. 具体的な活動内容と学び

(1)職業体験活動内容
トマトやシイタケ、芋の収穫、お花の出荷準備など
学んだこと・気づき
思っていた以上に現代の農業は機械化が進んでおり、その恩恵を受けながら効率的に行われていることが印象的でした。夢ファームでは役場からの支援を受け、ミストを発生させる装置やCO₂濃度を管理する機械などを導入しており、地域と技術の連携が生産を支えていることを学びました。
(2)地方での生活体験生活で感じたこと
町全体に活気があり、地域の人々の交流がとても盛んな印象を受けました。人と人とのつながりが深く、あたたかい雰囲気の中で生活できました。
都市部との違い:マンションなどの高い建物が少なく、チェーン店も少ない。ヒートアイランド現象によるような暑さを感じず、自然を身近に感じることができました。近隣住民同士の関係が親しく、町全体に一体感がある点が都市部との大きな違いだと思いました。
(3)交流
一戸夢ファームで研修中の方とお話しする機会があり、農家として働くうえでの現実的な話を率直に伺うことができました。飾らない言葉の中に、農業のやりがいや苦労、地域との関わりの大切さが感じられ、とても印象に残りました。
3. 体験を終えて

様々な経験をさせていただいた中でも、一戸祭りで西法寺組の山車運行に参加させていただいたことが特に印象に残っています。地域の方々と力を合わせて山車を動かす中で、町全体が一体となる熱気と誇りを強く感じました。
価値観の変化
横浜での暮らしでは当たり前に感じていたことが、一戸町ではそうでないこともあり、逆に一戸町での暮らしの中にも多くの魅力があることに気づきました。それぞれの地域に異なる良さがあり、一戸町と横浜の両方をより深く好きになれたと感じます。
地方の課題について気づいたこと
若者の流出や出生率の低下による高齢化、後継者不足といった課題を実際に感じました。また、素敵な場所や人々が多いのに、町の魅力が十分に知られていない点にも課題を感じました。
今後の関わり方
一戸町のインターンにはぜひまた参加したいと考えています。今回の体験を一度きりの思い出にせず、今後も継続的にこの町と関わっていきたいです。また、SNSなどを通じて一戸町の魅力を発信し、より多くの人に知ってもらえるような活動にも取り組みたいと思います。
執筆者
小島徹平(岩手らばーず2025年度/経営学部 1年 )
編集
岩手らばーずHP係
<訪問概要>
[地域×キャリアデザインプログラムinいわて 2025]
・訪問地域
岩手県一戸町
・訪問期間
2025年8月27日(火)~8月31日(金)
・参加人数(学生名)
横浜国立大学「岩手らばーず」メンバー2人
(小島徹平/西澤一紗)




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