葛巻型インターンシップ参加報告≪地域×キャリアデザインプログラムinいわて 2025≫
- Ayano Terada
- 10月14日
- 読了時間: 3分
岩手県岩手郡葛巻町のプログラムには、らばーずより1年生の2人が参加しました。
葛巻町役場いらっしゃい葛巻推進課の青木さんをはじめ、町の方々には大変お世話になりました。
この記事では、参加したうちの1人、寺田さんの報告レポートをご紹介いたします。
地域の未来を支える葛巻町の挑戦と学び
都市科学部 1年寺田彩乃
期間 9/1~9/5
テーマ 少子化対策と地域活性化への取り組みから学ぶ
1. 体験の概要
どんな体験をしましたか?岩手県葛巻町に滞在し、町役場の方々から少子化対策や地域活性化に関する取り組みについて話を伺った。また、町内を巡り、住民の方々との交流を通して地域が抱える課題や、それに向き合う人々の姿を直接感じることができた。
2. 具体的な活動内容と学び
職業体験
活動内容・学んだこと/気づき:町役場の方から、少子化対策の現状や施策について説明をしていただいた。特に「子育て世代への支援」や「移住促進策」に力を入れていることを知った。また、地域資源を活かした町民主体の活動や、町全体で子どもを育てるという意識が強いことが印象に残った。少子化という全国的な課題に対し、地域ごとに具体的な解決策を練っている姿勢を学んだ。またワイン工場での活動において普段の生活では絶対に触れることができない貴重な体験をさせていただけた。
地方での生活体験
生活で感じたこと:町民同士のつながりが強く、互いに支え合う雰囲気を実感した。都市部では希薄になりがちな「顔の見える関係」が、暮らしの基盤になっていることを感じた。
都市部との違い:交通や商業施設の利便性では都市に劣るものの、その分「人との関係性」や「地域の絆」がより濃い。都市では得にくい安心感や温かさがあると気づいた。
3. 体験を終えて
最も印象に残ったこと:町役場の方々が、人口減少という大きな課題に真剣に取り組んでいる姿勢。その中で、単なる行政の取り組みではなく、町民一人ひとりが主体的に関わっている点が心に残った。
考え方や価値観の変化:これまでは「少子化=国レベルの大きな課題」と捉えていたが、実際には一つひとつの地域が自ら考え、動いていることを知り、課題解決の現場に視点を持つことの重要性を学んだ。
地方の課題:子育て世代の支援や移住施策だけではなく、交通の不便さや高齢者の暮らし、空き家問題なども大きな課題であることを実感した。
今後の関わり方:今後は、SNSなどで葛巻町の取り組みを発信したり、地域の特産品を購入することで継続的に関わりたい。また、将来的にはボランティアやフィールドワークを通して再び訪れ、現地で力になれることをしていきたい。




葛巻町では、当町の魅力を凝縮した特産品を「まるっとくずまき!」として、ふるさと納税の返礼品にしております。 このふるさと納税制度を活用いただくことで、葛巻町の発展をご支援いただけます。 現地になかなか行けない方も、ふるさと納税を通して葛巻町を応援しましょう!
執筆者
寺田彩乃 (岩手らばーず2025年度/ 都市科学部 都市社会共生学科 1年 )
編集
岩手らばーずHP係
<訪問概要>
[地域×キャリアデザインプログラムinいわて 2025]
・訪問地域
岩手県岩手郡葛巻町
・訪問期間
2025年9月1日(月)~9月5日(金)
・参加人数(学生名)
横浜国立大学「岩手らばーず」メンバー2人
(行政杏莉/寺田彩乃)




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